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日々のタレナガシ
by mis_yuki
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『姑獲鳥の夏』

花粉が怖くて表に出られません。

そんな気分でしたが、買い物ついでにビデオも借りちゃいました。DVDじゃなくて、ビデオ。

『姑獲鳥の夏』_a0014538_19283245.jpg<あらすじ>昭和20年代末の東京。妊娠20か月を迎える女性の夫が行方不明に。捜索を依頼された小説家の関口は、友人の京極堂らに協力を請う。やがて事件は世間を騒がす新生児連続誘拐事件と絡み、怪奇を極めていく。</あらすじ>

という訳で、有名な京極堂のお話です。
この本は遠い昔に読んでいるので、それなりに(ラストの展開をドキドキしながら、とか、たりない知識を補充しながら、とか)楽しめるのではないかと思って借りて参りました。

まぁ、ね、ほら、原作と映画に対する論争って言うのはどの作品にももちろんある訳ですが、読書歴の浅い私にとって、原作も読んで映画も観た、というのは初めてじゃないか、と思うのです。
でもって、そんな初心者の私が思ったのは、物足りない、ということです。

関口と涼子さんの繋がりがほとんど見られないし、入り組んだ複雑な状況があっさりバッサリなくなっているのではないかと思います。
たぶん、あの映画だけを見た人は、「京極って本は厚いけど大した内容じゃないのね」なーんて思うんじゃないかなぁ?

何より関口君が普通の人っぽかった。
田中麗奈はやっぱり嫌いだ。
松尾スズキはあっていた。

シリーズ化して映画を作るには余程の度胸と練り直しが必要だと思うの。です。た。
# by mis_yuki | 2006-02-18 19:37 | CINEMA

記憶のかけら

初めて、京極夏彦の本を買って読みました。

百鬼夜行 陰
京極 夏彦 / 講談社




色々出ているお話のサイドストーリーであったり、話が始まる前の物語だったり、そんな短編が10編のっていました。

既に読み終えた作品の登場人物が出てきているようなのですが、サクサクと忘れていってしまう脳みそを持っている私は、インターネットさんを使って「京極堂 登場人物一覧」みたいなのを参照しながら読み進めました。

物語の背景がわかって良いとは思うのですが、あまりにサイド過ぎてやっぱりちょっと物足りなかった。ですわ。
# by mis_yuki | 2006-02-18 19:25 | BOOK

『エターナル・サンシャイン』

実はこれを上映している時に観に行きたかったのですが、明らかに映画館のムードがラブラブしてそうだったので行けなかったのです。負け組です。

『エターナル・サンシャイン』_a0014538_1642512.jpg<あらすじ>バレンタインデーを目前にしたある日、ジョエルは不思議な手紙を受け取った。そこには、最近ケンカ別れしてしまった恋人クレメンタインについてこう書かれていた。“クレメンタインはジョエルの記憶を全て消し去りました。今後、彼女の過去について絶対触れないようにお願いします。ラクーナ社”。仲直りしようと思っていた矢先にそんな知らせを受け、立ち直れないジョエル。そして彼も、彼女との記憶を消すことを決意し、ラクーナ医院を訪れる。そこでは、一晩寝ている間に脳の中の特定の記憶だけを消去できる施術を行なっていた…。</あらすじ>

なんだか、初めの方はラブ・ストーリーというよりサスペンスものみたいな感じで話について行けなかった部分もありましたが、なんだか人間の性ってやつを感じました。恋愛ってなんて非建設的なんだろう。どうしようもねーなーっ。でも、そうだよね、そうなっちゃうよなー、とラストに感じたのでした。

主人公の二人より、脇役のストーリーにうっかりハマってしまった。
# by mis_yuki | 2006-02-12 16:09 | CINEMA

あれ?

いつの間にか、2月も半ば…

ぬしさまへ
畠中 恵 / 新潮社




さてさて、これは『しゃばけ』の続編でございます。
大店の若旦那(病弱)(実は妖怪と人間のクォーター)が、事件を妖怪達の力を借りて解決していくお話しです。
読み始めは、「あれ?もっと面白かったような気が…」と思ったけども、読み進めていくうちに世界観に馴染んできて、面白おかしく読めました。

でもやっぱり話が薄っぺらい気がしなくもないのは、京極さんの分厚すぎて濃すぎる話を読んだ後だからだと思います。力を抜いて読めるわい。
# by mis_yuki | 2006-02-12 16:01 | BOOK

あけましておめでとうございます

やっと読み終わりました。

文庫版 絡新婦の理
京極 夏彦 / 講談社




相変わらず長いし、登場人物は多いし、言葉がいっぱいあったのですが、すんげー楽しかった。
読み終わるまでに時間がかかってしまったというのも、あまりにも面白くて、読み終えるのがもったいないという感じがあったせいかもしれません。
今まで読んだものより内容が下世話だったのかなぁ?すごく入れ込んで読むことができました。
読んでいるうちに登場人物の相関図とか書きたい!とかいう衝動に駆られながらも一生懸命読みました。面白かったー!!
# by mis_yuki | 2006-01-01 16:10 | BOOK


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